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イソフラボンを摂っても50%の人にしか効果ないって本当?

「イソフラボンを摂っても50%の人しか効果がない」のではなく、正しくは「50%の人には大きな効果がある」です。

イソフラボンは大豆に含まれているポリフェノールで、女性ホルモンの「エストロゲン」に化学構造が似ているため、体内でエストロゲンと同じ働きをします。

女性の場合、イソフラボンの摂取で体内のエストロゲン分泌のバランスを保つことができ、PMSの症状の緩和や更年期障害の軽減、肌の潤いを保つ等の効果を期待することができます。

エストロゲンは男性の体内でも生成されているホルモンですので、イソフラボンを摂取することで、前立腺癌の予防や抜け毛・薄毛の改善を行うことができます。

イソフラボンの中でも、「ダイゼイン」というたんぱく質は、腸内で「スーパーイソフラボン」と呼ばれる、「エクオール」に変換されます。

エクオールはイソフラボンよりエストロゲンに似ており、女性ホルモンにより強く作用します。 この変換のカギを握るのが、「エクオール産生菌」という腸内細菌です。

腸内に10種類ほどあるエクオール産生菌ですが、日本人の50%の人の腸にしか存在していないため、「イソフラボンは50%の人にしか効果がない」とも言われています。

もちろん、エクオールは特定の人の腸内でしか生成できませんが、イソフラボン自体は、ほとんどの人に効果があります。

イソフラボンの効果を十分に発揮させるためには、「腸内環境」を整える必要があります。 イソフラボンには2つの型があり、「アグリコン型」と「グリコシド型」に分けることができます。

アグリコン型は分子が小さいため、そのままの形で体に吸収されますが、グリコシド型は糖がくっついた形で、体に吸収するためには、糖を外す必要が生じます。

糖を外すことでエストロゲンのレセプター(受け皿)とドッキングでき、体に吸収できるようになるのです。 この糖を外すのに必要なのが腸内細菌です。

大豆のイソフラボンはほとんどがこの型であるため、腸内細菌の量が、イソフラボン吸収に大きな影響を与えます。 腸内環境を整えて、腸内細菌を増やし、働きをよくすることで、イソフラボンの体への吸収を促進することができます。

腸内細菌の生成を高め、働きをよくするために、毎日適量のイソフラボンを摂取することが必要です。 イソフラボンをしっかりと摂取することで、腸内環境を整え、より多くのイソフラボンを効率的に吸収できる環境をつくりましょう。