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イソフラボン摂取と抜け毛予防

大豆に多く含まれているイソフラボンはフラボノイドの一種です。 女性ホルモン・エストロゲンと化学構造似ていることから、「植物エストロゲン」と呼ばれています。

女性ホルモンといっても、男性の体内でも分泌されるホルモンですから、男性も女性も、毎日適量を摂取することで、体内のホルモンのバランスを保つことができます。 その結果もたらされる益として、「抜け毛予防」を挙げることができます。

女性の場合、出産後に抜け毛に悩まされることがよくあります。 出産を経験した女性の約70%が、この問題に悩まされているという報告が出されています。 その大きな原因は、ホルモンのバランスが崩れることにあります。

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが多く分泌されます。 エストロゲンは胎児が成長できるようにするために、子宮を大きくする役割があります。 また、母乳を運ぶための乳管を発達させるためにも必要なホルモンです。

さらにプロゲステロンは、胎盤を完成させる働きと、子宮筋の収縮を和らげて流産を防ぐ役割があります。 出産と同時にこれらの働きは必要がなくなり、女性ホルモンの分泌量は急激に減少します。

その代わりに、母乳分泌作用がある「プロラクチン」というホルモンの分泌量が多くなり、エストロゲンの分泌量の減少に拍車をかけてしまうのです。

エストロゲンには、髪の毛を成長させ、その成長期間を持続させる作用があるため、このエストロゲンの減少が、抜け毛を引き起こしてしまいます。

イソフラボンは体内で、エストロゲンと同じような働きをするため、毎日適量を摂取することによりホルモン分泌のバランスを整え、抜け毛を予防することができます。

男性の場合、男性ホルモン・テストステロンが多いと、抜け毛や薄毛を引き起こしてしまうといわれていますが、実は少し違います。

テストステロンは体内で生成される「5αリダクターゼ」という酵素によって、さらに強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」に代謝されます。 このジヒドロテストステロンが、抜け毛の原因となるホルモンです。

5αリダクターゼは1型と2型に分類することができ、2型5αリダクターゼは、特に前頭部から後頭部の毛乳頭に存在します。

頭皮でテストステロンがジヒドロテストステロンに代謝されると、毛乳頭に存在する男性ホルモンレセプター(受け皿)と結びつき、髪の毛の成長を狂わせ、寿命を短くし抜け毛を招いてしまいます。

イソフラボンは、5αリダクターゼの生成を抑制し、テストステロンがジヒドロテストステロンに代謝されるのをブロックしてくれます。

さらにイソフラボンは、テストステロンの分泌を促進する作用があるため、レセプターがジヒドロテストステロンとではなくテストステロンと結合するのを助け、健康な髪の毛を作り出すことができます。