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薄毛予防にイソフラボン

大豆に多く含まれている「イソフラボン」は、体内で女性ホルモン・エストロゲンと同じ働きをしてくれるため、「エストロゲン様物質」と呼ばれています。

女性は、月経時や閉経時にホルモンのバランスが崩れるため、PMSや更年期障害などの問題を引き起こしてしまいます。 イソフラボンを毎日適量摂取することにより、体内の女性ホルモンのバランスを保ち、これらの症状を軽減することができます。

男性もイソフラボンを摂取することにより、男性ホルモン「テストステロン」の分泌を安定させることができます。 男性でも女性でも、ホルモンのバランスを保つことにより、「薄毛」を予防することができます。

女性の場合、出産後や閉経後に、エストロゲンの分泌が急激に減少します。 この女性ホルモン・エストロゲンは、発毛・育毛に欠かせないホルモンです。

発毛を促進する遺伝子として、3種類の遺伝子を挙げることができます。 「BMP2」は毛根の形成を促進し、「MSX2」は毛幹・キューティクルを形成する働きがあり、これら遺伝子によりコシのある美しい、そして強い髪を作り出します。 「BCL2」はアポトーシス(細胞死)を抑制してくれます。

これらの発毛促進因子が毛乳頭細胞に働きかけて、髪の健康を維持します。 実験によって、女性ホルモンが存在・増加すると、それに伴ってこの3つの発毛遺伝子も増加することが発見されています。

さらに、毛髪の成長を抑制する遺伝子「IL1A」は、エストロゲンの存在下では減少することが分かっています。 つまり、イソフラボンの摂取により、体内の不足したエストロゲンを補うことで、健康な髪を維持し、薄毛を予防することができるのです。

男性の場合、男性ホルモン「テストステロン」の分泌の減少により、薄毛が引き起こされます。 テストステロンは、頭皮に存在する「5αリダクターゼ」という酵素により、「ジヒドロテストステロン」というホルモンに代謝されます。

このジヒドロテストステロンは悪玉男性ホルモンとも呼ばれており、男性ホルモンレセプター(受け皿)とドッキングして、毛乳頭細胞に悪影響を及ぼし、髪の成長を妨げ、寿命を短くします。

特に、体内にテストステロンが不足したときに、レセプターはテストステロンとではなく、ジヒドロテストステロンと活発に結びついてしまうため、テストステロン分泌量の減少が薄毛を招いてしまいます。

イソフラボンは体内におけるテストステロンの分泌を促進し、同時に5αリダクターゼ酵素の生成を抑制するため、薄毛をもたらす悪循環をブロックしてくれます。

また、イソフラボンは知覚神経を刺激して、「CGRP」と呼ばれるペプチドの放出を促すことができます。

このCGRPは毛乳頭内の細胞に作用して、毛根の「IGF-1(インスリン様成長因子)」を増加させる効果を持っており、このIGF-1は、毛包の炎症抑制、毛髪サイクルの成長期延長など、薄毛予防において大いに効果を発揮してくれます。