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骨粗しょう症の予防にはイソフラボン

大豆に多く含まれているイソフラボンは、ポリフェノールの一種です。 抗酸化作用があるため、アンチエイジングに効果を発揮します。

また、体内で女性ホルモン「エストロゲン」と同じ働きをするため、イソフラボンを摂取することでエストロゲン分泌を安定させ、心身の健康を保つことができます。 特に、骨粗しょう症の予防にとても効果的です。

骨は常に生まれ変わっており、この代謝を「リモデリング」と言います。 骨が作られることを「骨形成」と呼び、この作用により新しい骨が作られます。

逆に、古くなった骨を破壊することを「骨吸収」と呼び、骨からカルシウムが放出されます。 このサイクルによって、1年間に20~30%の骨が、新しい骨に入れ替わり、健康な骨を維持することができています。

また、骨形成・骨吸収のバランスを保つことによって、血液中に溶け出すカルシウムの量も調整され、血中のカルシウム濃度を一定に保つことができます。

エストロゲンには、骨形成を活性化する働きがあるため、体内のエストロゲン分泌量はリモデリングに大きく影響を与えます。

女性は閉経とともに、エストロゲンの分泌量が大幅に減少するため、骨形成の働きが悪くなり、骨吸収の活動量が骨形成を上回ってしまいます。 このようにして、骨粗しょう症が誘発されてしまいます。

イソフラボンは、エストロゲン様作用を持つため、体内のエストロゲン不足を補い、骨吸収を活性化することができます。 骨形成・骨吸収のバランスを保つことで、強く・健康な骨を維持することができるのです。

骨は、カルシウムの貯蔵タンクとしての役割も果たします。 カルシウムが体内に十分にあるときには、骨がカルシウムを蓄えておきます。

カルシウムが不足したときは、骨がカルシウムを溶かし出して、筋肉や血液などの必要な場所へ運ばれます。 老化に伴い、カルシウムは体に吸収されにくくなります。 その原因として、胃酸分泌の低下が挙げられます。

胃酸の分泌が減ることで、食べ物を効率よく分解できなくなるため、カルシウムを含む栄養素を十分に体に吸収できなくなります。

また、腸の機能が低下することによって、同じようにカルシウムが吸収されにくくなります。 不足したカルシウムを補うために、骨は蓄えられているカルシウムを溶かし出し、このようにして、骨のカルシウムが不足してしまうのです。

イソフラボンの摂取により、体内のエストロゲンのバランスを保つことができ、副交感神経の働きを高めることができます。

副交感神経の働きにより、胃腸の消化機能高め、胃酸の分泌量低下を抑えることができ、カルシウムの吸収の効率を高めることができます。

結果として、骨からカルシウムが溶出するのを抑制し、骨粗しょう症を予防することができます。