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イソフラボンは女性の味方

イソフラボンは女性の味方です。 大豆に多く含まれているイソフラボンを毎日適量摂取することで、骨粗しょう症を予防し、癌のリスクを下げることができます。

さらに、女性にとってはうれしいことに、美しい・若々しい肌を保つのに、イソフラボンは大きな効果を発揮してくれます。

女性の場合、18歳ピークに骨密度は低下していきます。 骨密度が低下することによって、骨粗しょう症を誘発してしまいます。 骨粗しょう症の大きな原因の一つは、女性ホルモン分泌量の減少です。

骨も皮膚と同じように、新陳代謝によって生まれ変わります。 骨をつくる働き「骨形成」と、骨を壊す働き「骨吸収」がバランスを保っており、この新陳代謝を「骨のリモデリング」と呼びます。

女性ホルモンの「エストロゲン」は骨吸収を緩やかにする働きがあるため、エストロゲンが正常に分泌されるとき、リモデリングのバランスが保たれます。

しかし、閉経によってエストロゲン分泌量が低下したときに、骨吸収の働きが骨形成のスピードを上回ってしまい、「骨粗しょう症」を発症してしまいます。 イソフラボンを毎日適量摂取することで、エストロゲンの不足を補い、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐことができます。

さらにエストロゲンには、カルシウムの吸収を助ける働きもあります。 しっかりと体内にカルシウムを吸収することで、骨からのカルシウム溶出を防ぎ、結果として骨粗しょう症を予防することができます。

エストロゲンは、美しい肌を保つためにも有効的に作用します。 美しい肌のポイントの1つが「潤い」です。

潤いを保つことで、肌の弾力を保ち、若々しく美しい肌を維持することができます。 潤いに必要不可欠なたんぱく質が「コラーゲン」です。 コラーゲンは「真皮」の70パーセントを占めており、水分をしっかりととらえて逃がさない「親水性」を持っています。

エストロゲンは、真皮でコラーゲンが生成されるのを助ける働きをもっています。 また、コラーゲンを含む食品やサプリをとっても、通常は体内でアミノ酸として分解され、吸収されてしまいます。 エストロゲンは、このアミノ酸をもう一度肌でコラーゲンとして合成して、肌の潤いを保つのを助けてくれます。

さらに、肌の「角質層」で水分を保持する役割を果たすのが、「セラミド」という物質です。 このセラミドが減少すると、表皮に水分を蓄えておくことができなくなり、肌が乾燥してしまいます。

エストロゲンはセラミドを増やす働きがあるため、潤いのある肌を保つことができます。 「真皮」と「角質層」で保湿を促し、美しい肌を保ちます。