イソフラボンには記憶力向上効果がある?
「最近、物忘れが激しい」という方には、イソフラボンをおすすめいたします。 イソフラボンは記憶力の向上に効果があるからです。
イソフラボンとは大豆の中に多く含まれているポリフェノールの一種です。 抗酸化作用があるため、若く、美しい肌を保つのを助けてくれます。
また、女性ホルモン「エストロゲン」に化学構造が似ているため、体内でエストロゲンと同じ働きをし、エストロゲン分泌のバランスを保ってくれます。
記憶力を向上させるためには、自律神経を安定させる必要があります。 自律神経のバランスが壊れると、集中力が落ち記憶力にも影響が現れます。
自律神経をコントロールしているのは大脳の「視床下部」です。 外部から刺激を受け情報が入ってきたとき、大脳はその視床下部に情報を流し、視床下部が自律神経に指令を発します。
このようにして体の各部が調和よく働くことができます。
エストロゲンも大脳の視床下部からの命令により、分泌のバランスを調整しています。 そのため、エストロゲン分泌のバランスが崩れることで、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
逆に、エストロゲンの分泌を安定させることで、自律神経も安定させることができます。 イソフラボンはエストロゲン様作用を持つため、体内におけるエストロゲンの過不足を調整し、自律神経を安定させることができます。
イソフラボンを適量摂取することにより、結果的に記憶力を向上させることができます。
イソフラボンには、脳を活性化する働きもあります。 脳の活性化を阻止する物質に、「βアミロイド」というタンパク質があります。
このβアミロイドは神経の修復と成長に欠かせない物質なのですが、脳内に蓄積していくと、脳神経「ニューロン」を傷つけてしまいます。
ニューロンは記憶において重要な役割を担っていますので、脳神経系の鈍化が記憶力の低下を招いてしまいます。
イソフラボンはβアミロイドに作用して、脳内に蓄積されるのを防いでくれます。 このようにして、ニューロンの損傷を抑制し、記憶力を向上させることができるのです。
また、血管内のコレステロール値を下げる働きもあります。 血液をサラサラにして、血行を良くすることができるのです。
さらに、イソフラボンは血管をしなやかにし、拡張する作用もあります。 脳内の血行を良くすることによって、脳細胞の活性化を促し、記憶力を高めることもできます。
イソフラボンの効果と聞くと美容効果をイメージする方が多いと思いますが、記憶力の向上にも役立っているのですね。様々な効果を期待できるイソフラボンをぜひ摂って嬉しい効果を実感したいものです。
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